ラーメン八卦 「とんこつ(久留米)」

【ラーメン八卦の基本情報】

住 所 :北海道札幌市北区新川3条11丁目10-21 竹中ビル 1F
電 話 :090-5732-5350
営業時間:11:00~15:00/17:00~20:00(L.O)
定 休 日:月曜日
オープン日:2013年5月21日

【ラーメン八卦ってどんなお店?】

豚骨ラーメン発祥の地「久留米ラーメン」を北海道の人にも知ってもらいたいとの思いからオープンさせたお店。
九州出身の店主さんは、高校卒業後に単身函館へ渡り、老舗ラーメン店で6年間修業を積んだあとさらに札幌でも3年修業をし、満を持して八卦をオープン。
生まれ故郷久留米の本格的な久留米ラーメンを提供するお店。
スープをつぎ足しながら育てていく「呼び戻し」という技法を使っているのが特徴。

【ラーメン八卦のスープ】

久留米ラーメンは、豚の頭と背骨を強火で炊き続け野菜は一切使わずに作るのが特徴。
「呼び戻し」と呼ばれる技法でつぎ足しながら作られるスープは、オープンからの歳月を重ねたことにより、オープン当初とは比較にならないほど奥深い味わいになっている。
まさに「スープが育っている」という表現がしっくりくるように思う。
豚骨の旨味はしっかり出ていながら、くどさやしつこさは皆無。

【ラーメン八卦の麺】

さがみ屋製麺製の低加水の細麺。
その昔、同製麺所の担当者が「博多や久留米の細麺は非常に難しい」と話していたが、現在提供されている麺は本場と比較しても遜色の無いとてもクオリティの高い麺。
量は一般的な札幌ラーメンに比較すると少なめだが、これは「のびないうちに最後まで美味しくいただけるように」ということで作られたもの。
その分麺のおかわりである「替え玉」というシステムがあるので、替え玉も楽しんでほしい。
一玉の半分の「半玉」も提供されている。

【ラーメン八卦の具材】

豚バラ・ワンタン・小ネギ・海苔・カリカリ。
豚の背脂を揚げて作られる「カリカリ」は北海道では珍しいトッピング。
脂のコクと旨味が加わり、香りと味がパワーアップ。
卓上には無料トッピングの紅ショウガと辛豚ラードというオリジナルの辛みオイルもある。

【ラーメン八卦その他】

もう一つの看板メニューが清湯の醤油と塩。
鶏の頭を使用し、そこに野菜の旨味をプラス。
弱火でじっくり煮出したスープは透明ながら奥深い味わい。
ちなみに店名の「八卦」は「当たるも八卦当たらぬも八卦」ではなく、ラーメンドンブリに使われる渦巻き模様を「八卦」といい、そこから命名されている。