こがね食堂@千歳 「ラーメン」

【こがね食堂の基本情報】

住 所 :北海道千歳市錦町1
電 話 :0123-23-2547
営業時間:11:00~20:00
定 休 日:年末年始
オープン日:1958年6月

【こがね食堂ってどんなお店?】

1958年創業というから半世紀どころか今年で60年を迎える老舗食堂。
昭和の雰囲気を色濃く残す正統派ノスタルジックラーメンが楽しめるお店。
店の入り口には創業時から使用しているらしい鋳物のかき氷機が鎮座する。
カツ定食や焼肉定食などの定食類に親子丼やカツ丼などのドンブリもの。
そして人気のoむKライスなど魅力的な街の定食屋のメニューが並ぶ。
ラーメン500円にカレーライス500円とCPも抜群。
地元の方に長く愛されて続けているのが良くわかるお店。

【こがね食堂のスープ】

もやしなどの野菜を炒めないタイプのノスタルジックラーメン。
適度に使用されたラードの層でスープは熱々。
ほのかに濁りのあるスープはしっかりとした動物系の素材の旨味を感じる。
ニンニクのパンチもあり懐かしいけれど物足りなさは感じさせない味わい。
良い意味で旨味調味料の効かせ方も正統派。

【こがね食堂の麺】

中太の黄色い札幌麺。
ラードをくぐった麺は熱々。
老舗ラーメン店にありがちな「ぬるくて味が薄い」というのはこのお店には当てはまらない。
これでもかという熱さをまとった麺に強いパンチのスープは今のラーメンファンでも十分に満足させられるはず。
適度な柔らかさを持った食感は安心できる味わい。
ノスタルジックラーメンはこうあるべきという食感と味わいでもある。

【こがね食堂の具材】

チャーシュー・メンマ・なると・お麩。
この時代のチャーシューは「硬いもも肉チャーシュー」というお店が多いが、このお店のチャーシューは割としっとりしていて肉の旨味がしっかり残っている。
外がピンクで中の渦が緑色のナルトは道内の老舗ラーメン店では良く見かけるタイプだが、道外に行くとあまり存在しないらしい。
このナルトとお麩の存在が札幌系ノスタルジックラーメンの正当性を主張しているか。

【こがね食堂その他】

カレーライス500円はややスパイシーで辛口だが、その雰囲気も含めて全体的には家庭的で優しい味わい。
オムライスは未食だがこちらも昭和の正統派ケチャップオムライスとのこと。
夏だけ提供している「氷水」こと「かき氷」も人気商品。
野菜ラーメン600円、味噌ラーメン600円。
どちらも未食だが、味噌ラーメンにはもやし・白菜・ピーマン・豚肉などを炒めたものが乗るらしい。
近隣に駐車場がないので、その点に関しては注意が必要。