自然の恵み すすり 「淡麗中華そば」

【自然の恵み すすりの基本情報】

住 所 :北海道札幌市中央区南5条西3-1 大松ビル 1F
電 話 :非公開
営業時間:11:30~22:30
定 休 日:なし。※月曜日は煮干し専門店にて営業
オープン日:2016年6月16日

【自然の恵み すすりってどんなお店?】

「自家製麺」「北海道産小麦」「醤油清湯」「鶏の旨み」「化学調味料不使用(無化調)」「穂先メンマ」「高級塩」「低温調理チャーシュー」etc.
時代を彩るラーメンのキーワードはたくさんあるが、上記前述全部を取り入れているお店。
恐らくは店主さんがかなりラーメンをマーケティングの見地からも勉強したものと思われる。
ラーメン好きが反応しそうなキーワードがあちこちにちりばめられている。

【自然の恵み すすりのスープ】

説明書きには「ジャンクフードや旨味調味料に慣れてしまった舌には「物足りなさ」を感じるかも」と書かれており、確かに最初は物足りなさを感じるかも知れないが、食べ進ほどに素材の旨味がじわりと伝わってくる。
多めに使用された鶏油がクセになる。
鶏の旨味+醤油のキリリとした味わいは良くも悪くも「今の日本の流行しているラーメンの傾向」であるが、札幌ではまだまだ少ないのも事実。
真っ黒なスープはやや醤油の味わいも強めだが、それも狙ってのことだと思われる。
うま味調味料に頼らない分、強めの醤油感を演出したという狙いだと思われるが、これはクセになる味わいだと思われる。

【自然の恵み すすりの麺】

自家製麺使用。
北海道産小麦を使用し、小麦そのものの甘さを感じる。
プツリとした食感にしなやかさもある。
細麺ストレートでこのスープにはこの麺という相性も含め、一度試す価値あり。

【自然の恵み すすりの具材】

低温調理チャーシューのピンクと三つ葉の緑が目に飛び込んでくる。
その他は鶏チャーシューに穂先メンマと刻み葱。
道産豚の肩ロースを使用した低温調理チャーシューは肉のうまみが詰まっており、鶏チャーシューはしっとりした食感が特徴。

【自然の恵み すすりその他】

がごめ昆布の水ダレにつけられた麺が入った「つけ麺」もユニーク。
ややトロミのある水ダレが麺を持ち上げた時にとても良く絡んで来る。
そのまま食べても麺の旨味と昆布の旨味で成立するほどだが、もちろんつけダレにつけていただくことをお勧めする。
昆布の旨味と鶏の旨味と重なる味わいは日本人向きのつけ麺とも言える。
また、替え玉ならぬ「和え玉」という麺のおかわりが200円で提供されている。
月曜は「煮干しそばの日」として、普段とは違うスタイルで営業している。